まる子の巣ごもり日記へようこそ。
さて本日は..
🌱ボドゲ沼 開拓🌱
先日の〈開封の儀。〉の続き、【フィンカ/Finca】編です。
スペインの地中海に浮かぶマヨルカ島を舞台に、そこで採れるオレンジやレモン、ブドウやお魚などの食材を 需要のあるエリアに配達し点数を稼いでいくゲームです。🍊🍇🍋

前回の〈開封の儀。〉はこちら⇩
さて早速やっていきます。
まずは舞台となるマヨルカ島が描かれたメインボードの上にタイルを置いてセッティングします。

プレイヤーコマのカラーを選びます。夏なので今回はレモン色にしてみました。

対するゆろさんは紫を選んだようです。 美味しそうな、良い紫色ですね。

そして前回の〈開封の儀。〉で まる子の心を掴んだ食材トークンたちは・・

器に入れても また可愛い! より可愛い!!

トークンとリンクしていた扇形のタイルは、茶色い歯車と組み合わせてこうして風車みたいに置いて使うようです。

ここにプレイヤーコマを置いていき ターン毎に矢印の方向にプレイヤーコマを動かしながら、動かした先に描かれた食材をGETしていきます。

マヨルカ島のさまざまなエリアでの変わりゆく需要を常にチェックしながら、食料調達をしていきます。
タイルに描かれた食材を全て用意できたら、ロバ車に乗せて配達していきます。

プレイヤーが自分の手番にできるのは大きく分けてこの「食材調達」か「食材配達」のどちらかです。
ちなみに配達には必ずロバ車が必要で、このロバ車をGETできるのは 「食材調達」でプレイヤーコマを矢印方向へ動かした際に、そのプレイヤーコマが 歯車に描かれたこのロバ車マークの線を越えた時です。
線を越えるにつき 1台、その場で自動的に付与されます。

このロバ車(カード)は ゲームプレイ人数によって枚数制限があります。
2人プレイの場合は4枚でした。

このロバ車カードは裏返すと荷台の絵が描かれていて、ここにあるカゴに1個ずつ調達でGETしてきた食材をそれぞれ乗せて、需要のあるエリアに配達に出かけます。

ロバ車1台につき最大6個まで食材を乗せることができ、その食材の組み合わせは自由で、一度の配達で何台のロバ車を使ってもOKです。
つまり、ギリギリまで食材を調達し溜めておき、ロバ車を数台GETしてから、一度の「配達」で一気にたくさんの食材を届けた方が効率的でお得♡ということになります。
けれどそう上手くはいかないのが人生。(詳しくは もう少し先の〈ゲームのミソ〉で)
(ロバ車を全4台中の3台を保持し、一気に配達を仕掛けようとするゆろさんの図。↓)

無事 需要どおりに配達ができると、そのエリアのタイルがGETできます。
GETしたタイルに書かれている数(配達した食材の数)の合計は、最終的に得点となります。

各エリアに積まれた一番上に公開されているタイルがいずれかのプレイヤーのものとなり ボード上からなくなると、またその下のタイルが公開され新たな需要が生まれます。
ただし、そうしてめくられていき そのエリアに積まれたタイルが全てなくなったら、
白い高野豆腐(家形の木製トークン)が置かれ もうそのエリアには需要が発生しない状態となります。
この高野豆腐が全てボードに置かれたら ゲームは終了です。

上級ルールでは 新たなボーナスGETのシステムや、ロバ車の荷台に置ける食材の数が6個→10個に増やせる能力や調達フェイズでロバ車マークを越えずともロバ車がGET出来たりする特別タイルが一時付与されたりと、戦い方の選択肢も増えます。


ゲームのミソ
前述したように 食材やロバ車はギリギリまで溜めて独占し、一度の配達でより多くのものを一気に届けた方が効率的にも思えますが、
実はこの食材やロバ車が場のサプライから無くなってしまう時、それらを持つプレイヤーから一旦全て没収され、枯渇した場のサプライの在庫を潤すシステムとなっております。
ただひたすら溜め込めんで効率的に配達できたら良いというわけでもないのです。
(めちゃめちゃ溜め込んでウシウシしている時代のまる子。この後アーモンド没収を食らい 全て持ってかれることとは露知らず。↓)

6個も食材が詰めるロバ車の荷台に 2個ほどの食材しか乗せられずとも、次の相手の手番で没収を食らうくらいならと 配達に出なければならない場面もあるということです。
また、エリア毎に積まれた需要タイルの隣に それぞれ一枚ずつ置かれた小さなおうち型タイルにも、食材の絵と数字が書かれています。
これはそのエリアの最後の需要タイルが取られ高野豆腐(家形の白い木製トークン)が置かれた時に初めて発動するもので、
例えばあるエリアにおける最後の需要タイルがいずれかのプレイヤーの配達によってボード上からなくなり、この小さなおうち型タイルが発動した時、そこに描かれている食材がオレンジだったとしたら、
その発動した時点までに最もオレンジを配達している(手元に置いてあるタイルに描かれたオレンジの数が最も多い)プレイヤーにそのタイルが付与されます。
ゲーム終了時にはその小さなおうち型タイルに書かれた数字もボーナス点として最終得点に加算されます。

そういった細やかなシステムのお陰で、目の前で刻々と変わる状況と、自身の立ち位置、これまでの流れとこれから先の状況を予想してプレイしなければならず、分かりやすくシンプルなルールにも関わらずゲーム性に深みが出ます。
ルール理解がしやすく、サクッと遊べるけれどちゃんと頭を使うので満足感も得られ、さらにはとても可愛いという。
パケ買いだったけど大満足のゲームでした。
ぜひ皆さんも見つけたら手に取ってみてください♪
本日はここまで。
次回もお楽しみに。
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✔︎ボドゲ沼歴 2019年〜 まだまだこれから。
✔︎ ボドゲを愛する 理系ゆろさんと2人暮らし
✔︎好きなジャンル:【エンジンビルド】【パズル】【ワーカープレイスメント】
✔︎口癖:「もう一回やろう」「次こそは勝つ」
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